AWS CLI スクリプトのシナリオに焦点を当てた、新しいオープンソースプロジェクトの発表

投稿日: 2025年9月2日

Amazon Web Services (AWS) は、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) 向けに、デベロッパー用の新しいリソースコレクションを発表します。これらのリソースには、AWS のサービスを操作するための、実際に動作するエンドツーエンドのシェルスクリプトが含まれ、エラーの処理、作成されたリソースの追跡、クリーンアップ操作などを行うシェルスクリプトの作成プロセスを簡素化するベストプラクティスも紹介されています。

GitHub のこの新しい AWS デベロッパー向けチュートリアルプロジェクトには、60 を超える AWS のサービスを対象とする、テスト済みのシナリオに焦点を当てた AWS CLI スクリプトのライブラリが用意されています。このチュートリアルでは、AWS CLI を使用して AWS のサービス API をより簡単に使い始める方法が紹介されます。デベロッパーは、生成 AI と既存のドキュメントを活用することで、自分のリソースに対して実際に動作するスクリプトをより簡単に作成できるようになります。これにより、AWS CLI を使って AWS リソースを管理するのにかかる時間を短縮し、エラーを減らすことができます。各スクリプトには、AWS のサービス API と連携してリソースを作成、操作、クリーンアップする方法を説明するチュートリアルが含まれています。

このプロジェクトには、新しいスクリプトを生成して提供するための手順も用意されています。既存のコンテンツや例を Amazon Q Developer CLI などの生成 AI ツールと組み合わせて使用することで、テストと改善のプロセスを繰り返しながら実際に動作するスクリプトを生成できます。ユースケースが文書化されている程度にもよりますが、このプロセスは最短 15 分で完了することがあります。API コールの入出力を含む既存の例がないシナリオでは、実際に動作するスクリプトを作成するまでに、より多くのイテレーションが必要になることもあります。場合によっては、不足している部分を補うために、自分で行ったテストで得られた情報や例を追加で提供する必要があります。このプロセスは実際とても面白いものです。

開始するには、AWS Developer Tutorials をご覧ください。プロジェクトの詳細については、Builder Center の投稿をご覧ください。