I/O パフォーマンスを超える EC2 インスタンスをモニタリングするための新しい Amazon CloudWatch メトリクス

投稿日: 2025年10月24日

本日、Amazon は 2 つの新しい Amazon CloudWatch メトリクスを発表しました。これにより、EBS ボリュームがアタッチされた EC2 インスタンスの I/O パフォーマンス制限をアプリケーションがいつ超えるかを把握できます。Instance EBS IOPS Exceeded CheckInstance EBS Throughput Exceeded Check の 2 つのメトリクスは、駆動される IOPS またはスループットが、インスタンスがサポートできる最大 EBS IOPS またはスループットを超えているかどうかをモニタリングします。

これら 2 つの新しいメトリクスをインスタンスレベルで使用すると、インスタンスの EBS 最適化制限を超えることから生じるアプリケーションパフォーマンスの問題をすばやく特定して対応できます。これらのメトリクスは、ワークロードが EC2 インスタンスの EBS 最適化 IOPS またはスループットの制限を超えているときに 0 (パフォーマンスを超えていない) または 1 (パフォーマンスを超えている) を返します。Amazon CloudWatch でこれらの新しいメトリクスを使用してカスタムダッシュボードを作成し、これらのメトリクスに基づいて通知するか、アクション (より大きなインスタンスサイズへの移行や、より高い EBS 最適化制限をサポートする別のインスタンスタイプへの移行など) を自動的に実行するアラームを設定できます。

Instance EBS IOPS Exceeded CheckInstance EBS Throughput Exceeded Check メトリクスは、EBS ボリュームがアタッチされたすべての Nitro ベースの Amazon EC2 インスタンスで、1 分間隔で追加料金なしにデフォルトで利用できます。これらのメトリクスには、AWS GovCloud (米国) リージョンと中国リージョンを含むすべての商用 AWS リージョンで、EC2 コンソール、CLI、CloudWatch API 経由でアクセスできます。これらの CloudWatch メトリクスについて詳しくは、EC2 CloudWatch メトリクスのドキュメントをご覧ください。