Amazon EC2 がライセンス込みインスタンスで CPU 最適化のサポートを開始

投稿日: 2025年10月16日

Amazon EC2 で、お客様がインスタンスの CPU オプションを変更して、Microsoft Windows ライセンス込みのワークロードのライセンスコストを最適化できるようになりました。Windows Server および SQL Server ライセンス込みインスタンスで vCPU の数のカスタマイズまたはハイパースレッディングの無効化 (あるいはその両方) を行って、vCPU ベースのライセンスコストを削減できるようになりました。

この拡張は、Microsoft SQL Server のように、メモリと IOPS の要件は高いものの、vCPU 数は少なくて構わないデータベースワークロードに特に役立ちます。CPU オプションを変更することで、メモリと IOPS のパフォーマンスを維持しながら vCPU ベースのライセンスコストを削減し、メモリ対 vCPU 比を高め、特定のワークロード要件に合わせて CPU 設定をカスタマイズできます。例えば、Windows および SQL Server ライセンス込みを実行している r7i.8xlarge インスタンスでハイパースレッディングをオフにして、デフォルトの vCPU 数 32 を 16 に減らすと、インスタンスに付属の 256 GiB のメモリと 40,000 IOPS を引き続き利用しながら、ライセンスコストを 50 % 削減できます。

この機能は、AWS のすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンでご利用いただけます。

詳細については、『Amazon EC2 ユーザーガイド』の CPU オプションおよびこのブログ投稿を参照してください。