Model Context Protocol (MCP) Proxy for AWS が一般公開されました
本日、AWSは、Model Context Protocol (MCP) Proxy for AWS の一般提供を発表しました。これは、MCP クライアントが AWS SigV4 認証を使用して AWS がホストするリモート MCP サーバーに接続できるようにするクライアント側プロキシです。このプロキシは、Amazon Q Developer CLI、Kiro、Cursor などの一般的なエージェンティック AI 開発ツールと、Strands Agents などの一般的なエージェントフレームワークをサポートしています。お客様はこのプロキシを使用して AWS 認証情報によりリモート MCP サーバーに接続し、SigV4 経由で MCP プロトコル通信を自動的に処理できます。このプロキシは、Amazon Bedrock AgentCore Gateway または Runtime 上に構築された MCP サーバーにお客様が SigV4 認証を使用して接続するのにも役立ちます。
このリリースにより、開発者とエージェントは開発ワークフローを拡張して、AWS MCP サーバーツールからの AWS サービスのインタラクションを含めることができます。たとえば、AWS MCP サーバーを使用して、SigV4 を使って既存の MCP サーバーを通じて AWS S3 バケットや Amazon RDS テーブルなどのリソースを操作できます。MCP Proxy for AWS には、意図しない変更を防ぐための読み取り専用モード、信頼性を高めるための設定可能な再試行ロジック、トラブルシューティングのためのロギングなどの安全コントロールが用意されています。お客様は、ソースから、Python パッケージマネージャーを通じて、またはコンテナを使用してプロキシをインストールできます。これにより、MCP がサポートするお好みの開発ツールを使って簡単に構成できます。
MCP Proxy for AWS はオープンソースで、現在利用可能です。AWS GitHub リポジトリにアクセスしてインストールと設定のオプションを確認し、リモート AWS MCP サーバーとの接続を今すぐ開始できます。