Amazon EKS 用のコスト配分データの分割機能が Kubernetes ラベルをサポート

投稿日: 2025年10月30日

本日より、Amazon EKS 用のコスト配分データの分割機能では、ポッドごとに最大 50 の Kubernetes カスタムラベルをコスト配分タグとしてインポートできるようになりました。AWS Cost and Usage Report (CUR) のコストセンター、アプリケーション、ビジネスユニット、環境などのカスタム属性を使用して、Amazon EKS クラスターのコストをポッドレベルで分類できます。

この新機能により、クラウド財務管理ニーズに基づく特定のビジネス要件や組織構造に合わせてコスト配分をより適切に調整できます。これにより、共有 EC2 インスタンスを使用して複数のアプリケーションコンテナを実行している EKS クラスターのコストをきめ細かく把握できるようになり、EKS クラスターの共有コストが配分可能になります。コスト配分データの分割機能を初めて利用する場合は、AWS Billing and Cost Management コンソールでこの機能を有効にできます。既にこの機能を使用している場合、EKS によってラベルが自動的にインポートされますが、そのラベルをコスト配分タグとして有効にする必要があります。有効にすると、Kubernetes カスタムラベルは 24 時間以内に CUR で利用できるようになります。Containers Cost Allocation ダッシュボードを使用して Amazon QuickSight でコストを可視化し、CUR クエリライブラリを使用して Amazon Athena でコストをクエリできます。

この機能強化は、Amazon EKS のコスト配分データの分割機能が提供されているすべての AWS リージョンで利用できます。はじめに、コスト配分データの分割機能に関する説明を参照してください。