アマゾン ウェブ サービス (AWS) には、お客様が音声、画像、動画ファイルに含まれる重要なデータを処理、分析、抽出できるようにするための、強力かつコスト効率の高いサービスが用意されています。メディアライブラリをより幅広く理解したいお客様は、これらのサービスを利用して、メディアファイルから有益なメタデータを分析、抽出するソリューションを開発できます。ただし、これらのソリューションの開発には、深層学習アルゴリズムと人工知能 (AI) サービスに関する豊富な知識を必要とする場合があります。

お客様がより簡単にメディアファイルを分析、理解できるように、AWS では、サーバーレスで、メディアファイルから自動的に貴重なメタデータを抽出する AWS ネイティブの AI サービスを使用したリファレンス実装である、メディア分析ソリューションを提供しています。このソリューションにはウェブベースのユーザーインターフェイスも含まれており、お客様は画像、音声、ビデオライブラリのアップロードと検索ができます。

このウェブページでは、メディアファイルからメタデータを抽出する際に考慮すべきベストプラクティスとガイダンスが提供されています。また、メディアファイルから重要な細目を迅速かつシームレスに抽出するための Amazon Rekognition、AWS Elemental MediaConvert、 Amazon Transcribe、Amazon Comprehend を組み合わせたソリューションも紹介されています。

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クラウド内のメディアファイルを分析する際には、効果的なメディア分析ソリューションを構築するのに役立つ一般的なベストプラクティスに従ってください。メディア処理ソリューションの一環として、以下のベストプラクティスを検討してください。  

  • マネージド型 AI サービスを活用して、メディアファイルから重要情報を処理、抽出するのに要する時間と労力を削減できます。Amazon Rekognition、 Amazon Transcribe、Amazon Comprehend などの AWS サービスでは、深層学習アルゴリズムの広範な知識の深化や、基盤となるインフラストラクチャの管理の必要なしに、画像、動画、音声ファイル、文字起こしへインサイトを導出します。
  • カスタマイズや拡張が可能なソリューションを選択すると、新たなマネージド型 AI サービスやカスタムビルドされた機械学習モデルを使用して、より多くのメタデータを抽出できます。
  • 冗長化や障害に対応できるように十分に練られた設計によって、メディアファイルの処理、分析のためのエンドツーエンドのワークフローを明確に定義します。

このソリューションにより、お客様は AWS アカウント内のメディアファイルから、機械学習の専門知識がなくても重要な細目を迅速かつシームレスに抽出できます。このソリューションにはウェブベースのユーザーインターフェイスも含まれており、お客様は画像、音声、動画ファイルのアップロードと検索ができます

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1.Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) メディア分析バケットに新たにメディアファイルがアップロードされると、AWS Lambda 関数が AWS Step Functions ステートマシンを呼び出します。メタデータは Amazon Rekognition、 Amazon Transcribe、Amazon Comprehend によって抽出されます。

2.MP4 動画ファイルがアップロードされると、AWS Elemental MediaConvert は Amazon Transcribe と Amazon Comprehend による分析のための音声を抽出します。

3.別の Lambda 関数が Amazon S3 バケットと Amazon Elasticsearch クラスターに結果を取得して、処理、格納します。生成されたメタデータは、Amazon Cognito と Amazon API Gateway RESTful API を使用して、認証、安全検索、取得が可能です。 

4.このソリューションには静的な Amazon S3 ウェブインターフェイスもデプロイされており、お客様はアップロード、分析、小さなメディアファイルのやり取りをすぐに始めることができます。 

ソリューションをデプロイする
実装ガイド

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実行する内容:

AWS CloudFormation を使用して、メディア分析ソリューションをデプロイする。AWS CloudFormation のテンプレートは必要なコンポーネントを自動で起動して設定する。

         メディアファイルからメタデータを抽出し、今後の検索と分析のために生成されたメタデータを保存する。

開始前に必要な準備:

AWS アカウント: リソースのプロビジョニングを開始するには、AWS アカウントが必要です。 AWS にサインアップします。

スキルレベル: このソリューションは、Web アプリケーションと AWS クラウドのアーキテクチャ設計に関する実経験がある IT インフラストラクチャおよび開発者を対象としています。

Q: メディア分析ソリューションに制限はありますか?

はい。現在、ウェブインターフェイスを通じてアップロードされるメディアファイルは、100MB までに制限されています。ただし、ご自身のツールを使用してより大きなファイルを Amazon S3 にアップロードすることはできます。さらに、音声分析ステートマシンは 1024MB を超える音声ファイルを処理しません。詳細については、実装ガイドを参照してください。

Q: ソリューションを自分の特定のユースケースに合わせてカスタマイズできますか?

メディア分析ソリューションにはデフォルトの機能セットが含まれていますが、ソリューションを拡張、カスタマイズしてお客様固有のユースケースに合わせた追加の特徴と機能を組み込むことができます。詳細については、実装ガイドを参照してください。

Q: ソリューションはどこの AWS リージョンでもデプロイできますか?

メディア分析ソリューションのデプロイは、Amazon Rekognition、Amazon Comprehend、Amazon Transcribe が現在利用可能な AWS リージョンに限られます。

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