リファレンスデプロイ

AWS での Boomi Atom

アプリケーション、データ、およびビジネス間の統合プロセスを管理する

このパートナーソリューションでは、Boomi Atom を AWS クラウドにデプロイするために Amazon Web Services (AWS) インフラストラクチャーをセットアップします。Boomi Atom は、クラウドとレガシーのデータおよびアプリケーションを統合するためのあらかじめ構築されたコネクターを備えた、ローコードのサービスとしての統合プラットフォーム (iPaaS) です。Boomi 統合を使用すれば、オンプレミスのデータが含まれた環境での運用を継続しながら、AWS のサービスを採用できます。

このパートナーソリューションを使用して、AWS に Boomi Atom をデプロイし、Boomi AtomSphere プラットフォームで管理できます。

Boomi ロゴ

このパートナーソリューションは Bitnami と AWS が共同開発しました。Boomi は AWS パートナーです。

  •  構築するもの
  • このパートナーソルーションでは以下のセットアップを行います。

    • 2 つのアベイラビリティーゾーンにまたがる可用性の高いアーキテクチャ。*
    • AWS のベストプラクティスに基づいてパブリックサブネットおよびプライベートサブネットが設定された Virtual Private Cloud (VPC)。AWS で独自の仮想ネットワークを実現します。*
    • パブリックサブネット内:
      • マネージドネットワークアドレス変換 (NAT) ゲートウェイ。プライベートサブネット内のリソースへのインターネットアクセスを提供します。*
      • Linux の踏み台ホスト。パブリックサブネットおよびプライベートサブネット内の Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスへのインバウンドの Secure Shell (SSH) アクセスを可能にします。*
    • プライベートサブネット内の、Amazon EC2 インスタンスにインストールされた Boomi Atom。
    • EC2 インスタンスをモニタリングし、インスタンスの障害が発生した場合に復旧アクションを開始する Amazon CloudWatch アラーム。

    * パートナーソリューションを既存の VPC にデプロイするテンプレートは、アスタリスクが付けられたコンポーネントをスキップし、既存の VPC 設定に誘導します。

  •  デプロイ方法
  • Boomi Atom をデプロイするには、デプロイガイドの指示に従ってください。デプロイプロセスには約 15-30 分かかり、次のステップが含まれます。

    1. AWS アカウントをお持ちでない場合は、https://aws.amazon.com でサインアップし、アカウントにサインインしてください。
    2. 次のオプションから選択して、パートナーソリューションを起動します。スタックを作成する前に、上部のツールバーからリージョンを選択します。
    3. デプロイをテストします。

    Amazon は、本ソリューションで AWS と協力した AWS パートナーとユーザーデプロイ情報を共有する場合があります。  

  •  コストとライセンス
  • このパートナーソリューションには、Boomi のアカウントが必要です。このパートナーソリューションのステージングに使用される Boomi アカウントにより、適用されるライセンスモデルが決定されます。始めに、無料トライアルにサインアップしてください。その後、Boomi へのアクセスを可能にする Boomi セールスエンジニアからの電話を受けます。

    このソリューションの実行中に使用した AWS のサービスおよびサードパーティーライセンスのコストは、お客様のご負担となります。このソリューションを使用しても追加コストは発生しません。

    このソリューションには、カスタマイズ可能な設定パラメータが含まれています。インスタンスタイプなどの設定の一部は、デプロイにかかるコストに影響します。料金の見積もりについては、利用する AWS の各サービスの料金ページを参照してください。料金は変更される場合があります。

    ヒント: ソリューションをデプロイした後、 AWS Cost and Usage Report を作成し、関連するコストを追跡します。これらのレポートは、お客様のアカウントでの Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットへの請求メトリクスを提供します。毎月の使用量に基づいてコストを見積もり、月末のデータを集計します。詳細については、 AWS Cost and Usage Report とはを参照してください。