投稿日: May 15, 2017

AWS Identify and Access Management (IAM) のポリシーを定義して、ユーザーがアクセスできる Auto Scaling のリソースと、それらのリソースで実行が許可されるアクションを定義できるようになりました。Auto Scaling により、アプリケーションの可用性を維持できると同時に、お客様が定義する条件に応じて Amazon EC2 の能力を自動的に縮小あるいは拡張することができます。必要な数の Amazon EC2 インスタンスを確実に実行するための助けとして、Auto Scaling を使用することができます。リソースレベルのアクセス許可により、アプリケーション開発者や IT スペシャリストなど、組織内のさまざまなユーザーが、適切に設定されたアクセス許可を使用して起動設定Auto Scaling グループにアクセスして変更することができます。

本日より、Auto Scaling グループまたは起動設定を参照する IAM ポリシーを ARN またはワイルドカードを使用して設定し、さまざまな条件下で許可されるユーザーとアクションを指定できるようになりました。たとえば、起動設定を作成するために特定のユーザーが使用できる「m4.large」などの EC2 インスタンスタイプを管理し、ユーザーが Auto Scaling グループを作成できる最大サイズを制限できます。 

Auto Scaling API のリソースレベルのアクセス許可は、AWS IAM コンソールAWS コマンドラインインターフェース (CLI)、および AWS SDK を使用して設定できます。