投稿日: Nov 29, 2017
Amazon EC2 T2 インスタンスで、ワークロードに必要な期間中、高 CPU パフォーマンスを提供できるようになりました。以前は、T2 インスタンスは余裕のあるベースライン CPU パフォーマンスと短時間のベースラインを上回るバースト機能を使用して、お客様がワークロードのコストを最適化できるようにしていました。T2 Unlimited では、必要に応じた期間、ワークロードがベースラインを越えてバーストできるようになりました。これにより、お客様はさまざまな汎用アプリケーション T2 インスタンスの低価格の時間料金を利用できるようになり、またインスタンスがベースラインに抑え込まれる心配をする必要がなくなりました。T2 インスタンスの一般的な汎用ワークロードには、マイクロサービス、低レイテンシーのインタラクティブなアプリケーション、小中規模のデータベース、仮想デスクトップ、開発、ビルド & ステージング環境、コードリポジトリ、製品プロトタイプなどがあります。
T2 インスタンスの平均 CPU 使用率がベースライン以下の場合は、使用量のスパイクはすべて自動的に時間別 T2 インスタンス料金に含まれます。上記の汎用ワークロードのほとんどで、T2 Unlimited インスタンスは追加料金なしで十分なパフォーマンスを提供します。長時間にわたって高い CPU 使用率でインスタンスを実行する必要がある場合には、一律の追加料金 (vCPU 時間あたり 5 セント) で実現できます。
さらに、T2 インスタンスで受け取った CPU クレジットは、そのインスタンスが終了または停止されるまで有効です。以前は、T2 インスタンスで受け取った CPU クレジットは 24 時間で有効期限が切れていました。
T2 Unlimited インスタンスは、AWS マネジメントコンソール、Amazon コマンドラインインターフェイス (CLI)、AWS SDK、サードパーティーライブラリ経由で起動できます。また、既存の T2 インスタンスを T2 Unlimited インスタンスにいつでも切り替えることもできます。
Amazon EC2 T2 Unlimited インスタンスは、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、および南米 (サンパウロ) の各 AWS リージョンで利用できます。
T2 インスタンスの詳細については、Amazon EC2 T2 ページまたは Amazon EC2 ユーザーガイドを参照してください。