投稿日: Feb 13, 2018
本日、DAX は 対応リージョン全てにおける Python および .NET 向けの SDK と、新しい T2 インスタンスに対するサポートを発表しました。T2 インスタンスは CPU パフォーマンスのベースラインレベルを提供し、テストおよび開発のワークロードや、必要なキャッシュが少ない本番アプリケーションのコスト効率を高めます。DAX は、アジアパシフィック (シンガポール) とアジアパシフィック (シドニー) リージョンで一般向けに提供されるようになりました。DAX は、すでに米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ムンバイ) および南米(サンパウロ)でのご利用が可能です。
DAX は、DynamoDB 用のフルマネージド型高可用性インメモリキャッシュで、1 秒あたりのリクエスト数が数百万件になる場合でも、ミリセカンドからマイクロセカンドへの最大 10 倍のパフォーマンス向上を実現します。DAX は、ユーザーによるキャッシュ無効化、データ投入、またはクラスタの管理を必要とすることなく DynamoDB テーブルにインメモリアクセラレーションを追加します。これによって、規模に応じたスケールアップを憂慮することなく、顧客のために優れたアプリケーションを構築することだけに集中できるようになりました。
DAX には既存の DynamoDB API コールとの互換性があるため、使用が簡単で、アプリケーションロジックへの変更も必要ありません。DAX は、AWS マネジメントコンソールでほんの数回クリック、または AWS SDK を使用することによって有効化できます。DynamoDB での DAX の使用についての詳細は、DAX ホームページと DAX ドキュメントを参照してください。