投稿日: Feb 6, 2018
AWS Systems Manager では、パッチベースラインの Linux に対してリポジトリを指定し、パッチ適用を通じて、OS 以外のセキュリティアップデートを適用し、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) をパッチすることができるようになっています。
以前は、インスタンスに対して構成されたリポジトリのみを使用することができました。これからは、パッチベースラインでダウンロードするリポジトリのパッケージを定義できます。このことにより、パッチ操作中にパッチとアップデートをダウンロードする場所をより正確に管理できるようになり、すべてのインスタンスでパッチ適用の整合性を保ちます。リポジトリはパッチベースラインで設定することができ、インスタンスのインストールに承認されるパッチを定義します。パッチベースラインで定義されるカスタムのリポジトリは、パッチ操作中にのみ適用され、インスタンスの構成を変更することはありません。
また、パッチ操作の一部として、OS 以外のアップデートを適用することもできます。このことにより、Linux 上でのアプリケーションのパッチ適用が可能になります。
ついに、Systems Manager が SLES バージョン 12 以上をサポートすることになります。このことにより、1 つのパッチ適用ソリューションを混在する Linux 環境でより多く使用できるようになります。
AWS Systems Manager は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シドニー) の各パブリック AWS リージョンで利用可能です。