投稿日: Mar 27, 2018

AWS GovCloud (米国) リージョンで、Amazon Relational Database Service (RDS) for PostgreSQL を使用する際に、R4、db.t2.xlarge、db.t2.2xlarge、および db.m4.16xlarge インスタンスタイプを起動できるようになりました。

R4 インスタンスは最新世代のメモリ最適化インスタンスであり、すべての旧世代のサイズと新しい 16xlarge インスタンスサイズを備えています。R4 インスタンスは、データ分析、メモリ内データベース、高パフォーマンスの本番稼働用ワークロードなど、メモリを集中的に使用し、レイテンシーの影響を受けるデータベースワークロード用に最適化されています。15.25 ~ 488 GiB の DDR4 メモリおよび 2 ~ 64 vCPU が提供されています。R4 インスタンスは、拡張ネットワーキングを備え、最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅とストレージへの最大 14 Gbps の専用帯域幅をサポートします。

T2 インスタンスは、低コストのバースト可能な CPU パフォーマンスを提供します。db.t2.xlarge インスタンスは 16 GiB のメモリと 4 vCPU を提供し、db.t2.2xlarge インスタンスは 32 GiB のメモリと 8 vCPU を提供します。これらのインスタンスは、一定のベースライン CPU パフォーマンスと、必要に応じてより高い CPU パフォーマンスへのバースト (開発およびテスト環境でのデータベースワークロードなど) が要求されるワークロードに推奨されます。 

M4 インスタンスには、コンピューティング、メモリ、およびネットワークリソースがバランスよく備わっています。db.m4.16xlarge インスタンスは、256 GiB のメモリと 64 vCPU を提供します。M4 インスタンスは、Elastic Network Adapter (ENA) ベースの拡張ネットワーキングを備え、最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅とストレージへの最大 10 Gbps の専用スループットをサポートします。

Amazon RDS for PostgreSQL のデータベースインスタンスは、AWS マネジメントコンソールにおいてわずか数クリックで新規作成できますし、ポイントアンドクリックアップグレードを使用して既存のインスタンスをアップグレードすることもできます。ただし、アップグレード実行中は、短時間にわたりデータベースインスタンスを使用できなくなります。データベースインスタンスのアップグレードの詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドを参照してください。

Amazon RDS for PostgreSQL を活用すれば、クラウド内で PostgreSQL のデプロイを簡単にセットアップ、運用、拡張することができます。利用できるリージョンについては、Amazon RDS for PostgreSQL 料金表を参照してください。