投稿日: Jul 24, 2018

本日より、Amazon RDS の暗号化されたデータベースのスナップショットを複数の AWS リージョン間でコピーする際に増分のみがコピーされるようになり、タスクの実行にかかる時間が短縮され、必要なストレージ容量が削減されました。RDS データベースインスタンスの堅牢な災害対策のため、クロスリージョンのデータベーススナップショットを作成できます。これまで、RDS の暗号化されたデータベースのスナップショットは全体のコピーで、スナップショットに多くのストレージ容量が必要でした。増分スナップショットでは、直近のバックアップ作成後の変更点のみが取得されます。今後は、暗号化されていないスナップショットと同様に、暗号化されたスナップショットについても、複数リージョン間で増分のみをコピーできます。

暗号化されたスナップショットを別の AWS リージョンにコピーするには、AWS マネジメントコンソールのスナップショットのコピーオペレーション、または AWS コマンドラインインターフェイスでコピー先のリージョンを選択します。増分コピーになったことによる手順の変更はありません。

データ転送とバックアップストレージの料金は、RDS の料金ページで確認できます。

複数リージョン間におけるデータベーススナップショットのコピーの詳細については、RDS での DB スナップショットのコピーに関するドキュメントを参照してください。