投稿日: Jul 25, 2018
PostgreSQL データベースのアップデートの発表のとおり、Amazon RDS for PostgreSQL が PostgreSQL のマイナーバージョン 10.4、9.6.9、9.5.13、9.4.18、9.3.23 をサポートするようアップデートされました。このリリースは、PostgreSQL コミュニティによる現在および以前のマイナーリリースに含まれていた PostgreSQL のセキュリティの脆弱性を修正したもので、追加のバグ修正や改善が含まれています。
今回のアップデートでは、PostgreSQL 10 で実装された、パブリッシュ/サブスクライブモデルを使用したネイティブの論理レプリケーションのサポートが追加されました。これにより、複数の RDS for PostgreSQL インスタンス間や、RDS 以外にデプロイされた PostgreSQL データベース (EC2 で実行されるセルフマネージドインスタンスやオンプレミスなど) と RDS for PostgreSQL のインスタンス間、およびその逆で詳細なレプリケーションが可能になります。さらに、pg_repack 拡張機能が PostgreSQL (10.4、9.6.9) で 1.4.3 に、PL/v8 拡張機能が PostgreSQL (10.4、9.6.9、9.5.13、9.4.17、9.3.23) でバージョン 2.1.2 にアップデートされました。
Amazon RDS for PostgreSQL を活用すれば、クラウド内で PostgreSQL のデプロイを簡単にセットアップ、運用、拡張することができます。データベースインスタンスのアップグレードの詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドを参照してください。利用できるリージョンについては、Amazon RDS for PostgreSQL 料金表を参照してください。