投稿日: Nov 8, 2018
Amazon SageMaker は、Apache MXNet 1.3 および TensorFlow 1.11 の、対応する MXNet と TensorFlow の内蔵コンテナでのサポートを開始しました。このため、高パフォーマンスアルゴリズムのライブラリ、自動モデルチューニングを備えたマネージド型と分散型のトレーニング、クリック 1 つのデプロイメント、マネージド型のホスティングなどの Amazon SageMaker の機能を利用しながら、MXNet スクリプトや TensorFlow スクリプトの実行が容易になりました。
MXNet には、ONNX エクスポート、TensorRT 統合、その他の多くの機能強化など、Gluon パッケージ機能強化が備わっています。Gluon パッケージ機能強化により、Gluon RNN レイヤーベースのダイナミックネットワークのハイブリッド化、エクスポート、推論 API での使用が可能になります。TensorRT の統合によりスループットが向上し、レイテンシーが短縮されます。Apache MXNet 1.3 では、SageMaker に組み込まれた MXNet コンテナを使用したトレーニング用のスクリプト形式は、SageMaker 以外の MXNet を使用する場合と類似するため、SageMaker とインフラストラクチャの間でワークロードをシームレスに移動できます。TensorFlow 1.11 には、クエリカーネルの C、C++、Python 機能が備わっています。
バージョン 1.3 の MXNet とバージョン 1.11 の TensorFlow のAmazon SageMaker 内蔵コンテナは、Amazon SageMaker を利用できる全てのリージョンで利用できるようになりました。詳細については、ドキュメントをご覧ください。