AWS Glue でネイティブ SaaS 接続のサポートを開始: Salesforce コネクタの提供を開始

投稿日: 2024年5月22日

AWS Glue では、Salesforce をすぐに使用できる SaaS 接続がサポートされるようになりました、これにより、ユーザーは CRM データのプレビューと転送、クエリ、スキーマの検出、ジョブのスケジュールをすばやく行うことができます。

ビジネス上の意思決定をデータに依存する企業が増えるにつれ、拡大するデータストアのエコシステムから分析、AutoML、ML トレーニング、ビジネスインテリジェンスのための一元的な場所にデータを収集するという課題に直面しています。新しい Salesforce コネクタを使用すると、お客様は CRM データを、Amazon S3 のApache Iceberg、Delta Lake、Apache Hudi 形式など、Glue がサポートしている任意の宛先や、Amazon Redshift や Snowflake などのデータウェアハウスに簡単に取り込んで集約できます。リバース ETL のユースケースもサポートされているため、ユーザーは Salesforce にデータを書き戻すことができます。

Spark 上に構築され、データを並行して抽出するための複数のワーカースレッドをサポートしている Salesforce コネクタは、スケーラブルでパフォーマンスに優れています。OAuth 2.0 とマネージドクライアントアプリケーションのサポートにより、お客様は Salesforce のログイン認証情報を使用するだけで、データアクセスを安全に認証および承認できます。VPC サポートにより、お客様にエンタープライズレベルのセキュリティが提供されます。また、Glue に組み込まれた 250 種類以上の変換を利用できるため、お客様はデータパイプラインを柔軟かつ容易にカスタマイズできます。データ管理を簡素化するために、お客様は AWS Glue Data Quality、Glue Data Catalog、Monitoring、Workflows、Sensitive Data Detection にアクセスできます。

開始するには、AWS Glue Studio で Salesforce を送信元または宛先としてSalesforce Glue コネクションと EL/ETL ジョブを作成します。AWS Glue Salesforce コネクタは、すべての商用 AWS リージョンでご利用いただけます。詳細については、AWS Glue のドキュメントをご覧ください。