Amazon SageMaker Canvas が時系列予測モデルの新機能を発表

投稿日: 2024年6月28日

Amazon SageMaker Canvas は、時系列予測モデルを構築、評価、デプロイするための新機能を発表しました。これにより、予測アプリケーションの構築の柔軟性と使いやすさが向上しました。Amazon SageMaker Canvas は、アナリストや市民データサイエンティストが機械学習 (ML) モデルを構築、カスタマイズ、デプロイして正確な予測を生成できるようにするコード不要のワークスペースです。

時系列予測モデルを構築するために、SageMaker Canvas は最大 6 つの組み込みアルゴリズムを使用して、時系列の各項目についてモデルのカスタムアンサンブルを作成します。これにより、作成されるモデルは非常に正確なものになります。本日より、SageMaker Canvas ではこれらのアルゴリズムを可視化し、これらのアルゴリズムの任意の組み合わせを柔軟に選択して時系列予測モデルを構築できるようになりました。モデルが構築されると、SageMaker Canvas は、モデル候補のランク付けされたリストをリーダーボードに表示します。これには、データセットと解決すべき問題に基づいた最適なモデルの推奨が含まれます。ユーザーはリーダーボードで各モデルの主要業績評価指標を確認し、任意のモデルを選択できます。その後、選択したモデルを Amazon SageMaker リアルタイム推論エンドポイントの本番環境にデプロイして、SageMaker Canvas 以外のアプリケーションで使用できます。

アルゴリズム選択、モデルリーダーボード、時系列予測用のリアルタイムエンドポイントへの直接デプロイ機能にアクセスするには、一度ログアウトしてから、SageMaker Canvas にログインし直してください。この新機能は、SageMaker Canvas がサポートされているすべての AWS リージョンで利用できるようになりました。詳細については、SageMaker Canvas の製品マニュアルを参照してください。