Amazon SageMaker HyperPod が構成可能なクラスターストレージのサポートを開始

投稿日: 2024年6月20日

本日、AWS は SageMaker HyperPod クラスターインスタンス向けの構成可能なクラスターストレージの一般提供の開始を発表しました。お客様は、モデルの開発用に追加のストレージをプロビジョニングできるようになりました。今回のリリースにより、クラスターインスタンス用の追加の Elastic Block Store (EBS) ボリュームのプロビジョニングと管理を一元的に自動化できるようになりました。構成可能なクラスターストレージを使用すると、すべてのクラスターインスタンス間で追加のストレージ容量を簡単に統合できるので、分散型トレーニングワークロードの固有の需要を満たすように永続的なクラスター環境をカスタマイズできるようになります。

お客様は、SageMaker HyperPod 上でクラスターストレージを使用して、クラスター内でストレージリソースを動的に割り当てて管理できます。組織はストレージ容量をオンデマンドでスケールできるようになったので、Docker イメージ、ログ、カスタムソフトウェアのインストールに十分なスペースを確保できます。この機能は、広範なロギング要件とリソースを大量に消費する機械学習モデルを扱う仕事をする基盤モデルの開発者にとって特に有益で、安全でスケーラブルな環境で重要な資産を効果的に管理したり保存したりできます。

SageMaker HyperPod と構成可能なクラスターストレージは、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム) の AWS リージョンで共にご利用いただけます。

詳細については、以下のリソースを参照してください。