AWS Cloud WAN がサービス挿入を導入して世界規模でのセキュリティ検査を簡素化

投稿日: 2024年6月11日

本日、AWS は、セキュリティサービスと検査サービスを Cloud WAN ベースのグローバルネットワークに簡単に統合できる AWS Cloud WAN の新機能であるサービス挿入を発表しました。この機能を使用すると、中央の Cloud WAN ポリシーまたは AWS マネジメントコンソールを使用してセキュリティアプライアンスまたは検査サービスを介して、Amazon VPC (仮想プライベートクラウド)、AWS リージョン、オンプレミスロケーション、インターネット間のグローバルネットワークトラフィックを簡単に操作できます。

お客様は、ファイアウォール、侵入検知/保護システム (IDS/IPS)、安全な Web ゲートウェイなどの検査サービスまたはセキュリティアプライアンスをデプロイして、グローバルな Cloud WAN トラフィックを検査および保護します。サービス挿入を使用すると、お客様は複雑なルーティング設定やサードパーティーの自動化ツールを作成して管理することなく、マルチリージョンまたはマルチセグメントのネットワークトラフィックをセキュリティアプライアンスまたはサービスに簡単に誘導できます。サービス挿入を使用して、中央ポリシードキュメントで検査とルーティングの目的を定義すると、設定は Cloud WAN ネットワーク全体に一貫してデプロイされます。サービス挿入は AWS Network Firewall とサードパーティーのセキュリティソリューションの両方で機能し、世界中の複数の AWS リージョンとオンプレミスロケーションで、東西 (VPC から VPC へ) および南北 (インターネットのイングレス/エグレス) のセキュリティ検査を簡単に実行できます。

AWS マネジメントコンソール、Amazon コマンドラインインターフェイス、および Amazon ソフトウェア開発キットを使用しで、Cloud WAN でのサービス挿入を有効にできます。サービス挿入は、Cloud WAN が利用可能なすべての AWS リージョンでご利用いただけます。Cloud WAN の通常料金以外に、サービス挿入を有効にするための追加料金はかかりません。

詳細については、AWS Cloud WAN の製品ページドキュメントブログ投稿をご覧ください。