RDS for PostgreSQL は、PL/Rust クレートの serde、serde_json、regex、url をサポートしています

投稿日: 2024年7月1日

Amazon RDS for PostgreSQL は serde クレートや serde_json クレートなどの新しい PL/Rust クレートをサポートするようになりました。これにより、PL/Rust ユーザー定義関数のデータ構造をシリアル化および逆シリアル化することで、サーバーとクライアント間、またはサーバー間で情報を交換できるようになりました。このリリースには、正規表現に一致する文字列を検索できる正規表現クレートと、URL 文字列の解析と逆解析を行う URL 標準を実装する URL クレートのサポートも含まれています。追加のクレートがサポートされたため、Trusted Language Extensions for PostgreSQL (pg_tle) を使用して、RDS for PostgreSQL でより多くの種類の拡張機能を構築できるようになりました。

pg_tle は、PostgreSQL 上で安全に動作する PL/Rust などの信頼できる言語で書かれた拡張機能を構築するのに役立つオープンソース開発キットです。serde、serde_json、regex、url の各クレートは、該当するすべての AWS リージョンで PostgreSQL 16.3-R2 以上、15.7-R2 以上、14.12-R2 以上、13.15-R2 以上を実行している Amazon RDS のデータベースインスタンスでサポートされます。pg_tle の使い方の詳細については、ドキュメントをご覧ください。

Amazon RDS for PostgreSQL を使用すると、クラウドにデプロイした PostgreSQL を簡単にセットアップ、運用、スケールできます。料金の詳細と利用可能なリージョンについては、Amazon RDS for PostgreSQL の料金を参照してください。フルマネージド型の Amazon RDS データベースの作成または更新は、Amazon RDS マネジメントコンソールから行います。