AWS Lambda が再帰ループ検出の関数レベルの設定のサポートを開始

投稿日: 2024年8月20日

AWS Lambda は、再帰ループ検出を無効または有効にできる関数レベルの設定をサポートするようになりました。デフォルトで有効になっている Lambda 再帰ループ検出は、Lambda と他のサポートされているサービス間の再帰呼び出しを自動的に検出して停止し、ワークロードの暴走を防ぐ予防ガードレールです。

以前は、意図的に再帰的なパターンを実行しているお客様は、AWS サポートを通じてアカウントごとにしか再帰ループ検出を無効にできませんでした。今後は、お客様は関数ごとに再帰ループ検出を無効または有効にできるようになりました。これにより、意図しない再帰呼び出しによって引き起こされるワークロードの暴走からアカウント内の残りの関数を保護しながら、意図的に再帰的なワークフローを実行できるようになります。

これらの新しい API アクションは、再帰ループ検出がサポートされているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。関数の再帰設定は CloudFormation テンプレートのパラメータとして、または AWS Lambda コンソール内でプログラムで設定できます。

Lambda の新しい再帰ループ検出 API アクションの詳細については、Lambda の API リファレンスまたはローンチブログ記事を参照してください。