AWS が Amazon WorkSpaces Personal での Microsoft Entra ID と Microsoft Intune のサポートを発表
Amazon WorkSpaces Personal が Microsoft Entra ID と Intune のサポートを開始しました。今回のリリースにより、Amazon WorkSpaces Personal を使用するお客様は、Entra ID で連結され、Intune に登録された仮想デスクトップをMicrosoft Active Directory を必要とせずにプロビジョニングできるようになりました。このリリースにより、AWS IAM アイデンティティセンターと統合することで、お客様は JumpCloud を含む WorkSpaces で他のクラウドベースのアイデンティティおよびエンドポイント管理ソリューションを柔軟に使用できるようになります。
このリリースにより、WorkSpaces Personal は、AD と AD 以外のドメインに参加している仮想デスクトップの両方をサポートするようになりました。ID 管理に Entra ID を使用するお客様の場合、AWS IAM アイデンティティセンターを使用することで、ユーザー ID データが Entra ID から AWS に自動的に同期されます。Windows Autopilot のユーザー主導モードを活用することで、Windows 10 および 11 の仮想デスクトップはプロビジョニング中に自動的に Intune に登録され、Windows のアウトオブボックスエクスペリエンス (OOBE) 中に Entra ID に結合されます。エンドユーザーは仮想デスクトップに Entra ID ユーザーとしてログインするため、Entra ID に再度ログインしなくても Microsoft 365 Apps for enterprise にアクセスできます。さらに、AD 以外のドメインに参加している WorkSpaces では、ID、アクセス、デバイス管理を提供するネイティブクラウドディレクトリプラットフォームである JumpCloud を使用するオプションが提供されています。
現在、この機能は、アフリカ (ケープタウン)、イスラエル (テルアビブ)、および中国リージョンを除き、Amazon WorkSpaces Personal が提供されているすべてのリージョンで一般提供されています。この機能と IAM アイデンティティセンターの使用に追加料金はかかりません。
この機能の詳細については、「Amazon WorkSpaces 管理ガイド」を参照してください。この機能の使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールにログオンしてください。