Research and Engineering Studio on AWS バージョン 2024.08 が利用可能に
本日、Research and Engineering Studio (RES) on AWS バージョン 2024.08 を発表いたします。このリリースでは、Linux 用 Amazon S3 バケットマウントポイントなどの新機能が追加され、カスタムユーザーロールと権限プロファイルの作成が可能になり、仮想デスクトップとして起動できる Amazon EC2 インスタンスのリストを調整する機能が提供されます。
Amazon S3 マウントポイントを使用すると、Linux デスクトップはファイルシステムとして S3 バケットにアクセスできます。Amazon S3 バケットは AWS コンソールまたは AWS CLI を使って作成され、ウェブポータルの S3 バケットページを使って管理者によって RES にオンボードされます。バケットは、読み取り専用モードまたは読み取り/書き込みモードのいずれかでマウントできます。読み取り/書き込みバケットには、プロジェクトごと、またはプロジェクトとユーザーの両方によってデータアクセスを制限するオプション設定があります。RES は、適切な権限を持つ他の AWS アカウントから S3 バケットをマウントすることもできます。
カスタム権限プロファイルを使用すると、管理者は独自の権限を作成してユーザーやグループに割り当てることができます。まず、デフォルトのプロジェクトメンバーとプロジェクトオーナーの役割を変更するか、独自の権限セットを作成して、プロジェクトと仮想デスクトップインフラストラクチャ管理の権限を調整します。許可されるインスタンスタイプのリストも、RES UI から設定できるようになりました。このリストを調整して、環境内の仮想デスクトップで使用可能なインスタンスを定義できます。
RES 2024.08 は、利用可能なリージョンを欧州 (ストックホルム) にまで拡大します。RES を利用できるリージョンの全リストについては、利用可能なリージョンのページを参照してください。
Github でその他のリリースノートを確認して、今すぐ RES 2024.08 を開始してデプロイしましょう。