CloudRail による AWS IoT SiteWise Edge でのセカンダリセンサーのサポート

投稿日: 2024年9月9日

本日、AWS IoT SiteWise でのセカンダリセンサーのサポートの一般提供についてお知らせします。AWS パートナー CloudRail との統合により、お客様は IO-Link または Modbus TCP/IP プロトコルのいずれかを使用して、ifm、SICK、Turck、Pepperl+Fuchs などのベンダーの 12,000 を超えるセンサーからデータを取り込むことができるようになりました。セカンダリセンサーを使用すると、隔離されたブラウンフィールド機器からのデータ収集が可能になり、お客様はそれを他の運用データとデジタル統合できます。従来、ブラウンフィールド機器からデータを取り込むには、機器をアップグレードするか、データ収集のための手動プロセスを実行する必要があり、その結果、手作業によるエラーが発生し、コストが増加するとともに価値実現までの時間が長くなっていました。

ユーザーは AWS コンソールでドロップダウンメニューから選択するだけで、AWS パートナー CloudRail ソフトウェアを AWS IoT SiteWise Edge ゲートウェイのデータソースとして追加し、パートナーアプリケーションで必要なセンサー信号とプロトコルを設定できます。設定をデプロイすると、機器データはローカルのモニタリング、ストレージ、アクセスのために AWS IoT SiteWise Edge に送られ、他の産業データや AWS クラウドサービスとの統合のために AWS IoT SiteWise に送られます。

AWS IoT SiteWise は、産業機器からのデータの大規模な収集、保存、整理、およびモニタリングを容易にするマネージドサービスです。AWS IoT SiteWise Edge は、クラウドの機能をオンプレミスアプリケーションに拡大します。

この機能は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シドニー)、カナダ (中部) の各 AWS リージョンで一般公開されています。

詳細については、AWS IoT SiteWise ユーザーガイドをご覧ください。