AWS が Amazon Redshift Data API でのセッション再利用を発表

投稿日: 2024年9月3日

本日、Amazon Redshift は Data API のセッション再利用機能をリリースしました。これにより、データベースドライバー、接続、ネットワーク構成、データバッファリングなどを管理する必要がなくなるため、Amazon Redshift データウェアハウスのデータに効率的にアクセスできます。Data API のセッション再利用により、あるクエリ実行から別のクエリ実行までセッションのコンテキストを保持できるため、同じデータウェアハウスへの繰り返されるクエリでの接続設定のレイテンシーを短縮できます。

セッション再利用により、変数や一時テーブルなどのオブジェクトでセッションコンテキストを利用できます。これらは、一度作成すると、さまざまなクエリに複数回使用できます。これにより、クエリの全体的な実行時間が短縮されます。セッションを再利用するには、クエリが終了してからセッションを保持する時間を秒単位で指定する必要があります。それ以降のクエリでは、その時間が経過するか、延長されるまで、このセッションを参照できます。

Amazon Redshift Data API のセッション再利用が、Data API をサポートするすべての AWS 商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンの Redshift Provisioned データウェアハウスと Amazon Redshift Serverless データウェアハウスの両方で一般提供されるようになりました。開始して詳細を確認するには、Amazon Redshift のデータベースデベロッパーガイドをご覧ください。