Amazon EBS ボリュームの I/O レイテンシーをモニタリングするための新しい Amazon CloudWatch メトリクス
本日、Amazon は、Amazon Elastic Block Store (EBS) ボリュームのパフォーマンスをモニタリングするための、VolumeAvgReadLatency と VolumeAvgWriteLatency という 2 つの新しい Amazon CloudWatch メトリクスが利用可能になったことを発表しました。EBS ボリュームで実行されている I/O の平均レイテンシーを把握することで、アプリケーションパフォーマンスのボトルネックの原因を突き止めることができます。
これらの新しいボリュームレベルのメトリクスにより、ボリュームレイテンシーを簡単に観察し、復旧アクションを実行して、アプリケーションがパフォーマンスへの影響に対して耐障害性を持つようにすることができます。このメトリクスを使用すると、EBS ボリュームの 1 分あたりの平均読み取り I/O レイテンシーと 1 分あたりの平均書き込み I/O レイテンシーを確認できます。CloudWatch で新しいメトリクスを使用すれば、カスタマイズされたダッシュボードを作成したり、メトリクス値に基づいて通知を行うか自動的にアクションを実行するアラームを設定したりできます。
平均レイテンシーメトリクスは、すべての商用 AWS リージョン、AWS GovCloud (米国) リージョン、および中国リージョンの EC2 Nitro インスタンスにアタッチされたすべての EBS ボリュームで、デフォルトで1 分間隔で追加料金なしで利用できます。VolumeAvgReadLatency メトリクスと VolumeAvgWriteLatency メトリクスの詳細については、EBS CloudWatch メトリクスのドキュメントをご覧ください。