Amazon Redshift がクエリパフォーマンスのモニタリングを改善するためのクエリ識別子を導入
投稿日:
2024年10月10日
Amazon Redshift に、SQL クエリに割り当てられる一意の識別子が導入されました。これにより、時間の経過に合わせてクエリパフォーマンスを効果的に追跡し、リソースを大量に使用するクエリで繰り返し発生するパターンを特定できます。「クエリハッシュ」と呼ばれるこの新機能は、テキスト表現と述語値に基づいて SQL クエリを一意に識別できます。
クエリハッシュは、データウェアハウスで実行されたクエリに対して生成される一意のクエリ署名です。クエリハッシュを使用すると、一定期間にわたるクエリの傾向分析を実行したり、異なる期間のクエリパフォーマンスを比較したりして、クエリパフォーマンスを調査できます。この機能により、SYS_QUERY_HISTORY ビューに、クエリリテラルを含むハッシュである user_query_hash と、クエリリテラルを含まないハッシュである generic_query_hash という 2 つの新しい列が追加されました。
Amazon Redshift のクエリハッシュが、Amazon Redshift を利用可能なすべての AWS 商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンにおいて、Amazon Redshift でプロビジョニングされたクラスターと Amazon Redshift Serverless データウェアハウスの両方で一般提供されるようになりました。開始して詳細を確認するには、Amazon Redshift のデータベースデベロッパーガイドをご覧ください。