AWS B2B Data Interchange がアウトバウンド X12 EDI 生成のサポートを発表

投稿日: 2024年10月3日

AWS B2B Data Interchange はアウトバウンド EDI 変換をサポートするようになり、JSON または XML データ入力から X12 EDI ドキュメントを生成できるようになりました。この新機能は、B2B Data Interchange ですでにサポートされているインバウンド EDI ドキュメントの変換と EDI 確認の自動生成に追加されます。最大 150 MB の X12 EDI ドキュメントを変換して生成できるため、AWS 上で双方向 EDI ワークフローを大規模に自動化できるようになります。

アウトバウンド EDI 変換の導入により、B2B Data Interchange は、ビジネスパートナーとのエンドツーエンドの取り引きを行うための包括的な EDI サービスとして確立されます。たとえば、医療保険者は支払いの請求処理が可能になり、サプライヤーは請求書で発注を確認でき、物流プロバイダーは出荷依頼にステータス通知で対応できるようになります。B2B Data Interchange では、Amazon S3 内の指定のプレフィックスがモニタリングされ、インバウンドとアウトバウンドの EDI が自動的に処理されます。アウトバウンド EDI ドキュメントが生成されると、Amazon EventBridge イベントが送信されます。このイベントを使用すると、AWS Transfer Family の SFTP および AS2 機能、またはその他の EDI 接続ソリューションを使用して、ドキュメントをビジネスパートナーに自動的に送信できます。

アウトバウンド X12 EDI の生成のサポートは、AWS B2B Data Interchange が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。B2B Data Interchange でイベント駆動型の双方向 EDI ワークフローを構築して実行するには、セルフペースワークショップに参加するか、CloudFormation テンプレートをデプロイしてください。