Amazon EC2 のインスタンスタイプに新しい CPU パフォーマンス属性が追加
本日より、EC2 Auto Scaling と EC2 フリートをご利用のお客様は、属性ベースのインスタンスタイプ選択 (ABIS) 設定の一部として、EC2 インスタンスの CPU パフォーマンス要件を指定できるようになりました。ABIS では、現在でもインスタンスあたりの vCPU コア数やメモリなど、必要なリソース要件のセットを定義することで、インスタンスタイプのリストを選択できます。今回、定量的なリソース要件に加えて、ABIS がベースラインとして使用するインスタンスファミリーを特定できるようになりました。これにより、同等またはそれ以上の CPU パフォーマンスを提供するインスタンスタイプを自動的に選択できるようになり、お客様はインスタンスタイプの選択をさらに最適化できます。
ABIS は、インスタンスタイプの多様化を活用して容量要件を満たすことを目指しているお客様にとって強力なツールです。例えば、スポットインスタンスを使用して EC2 の限られた予備容量を割引価格で起動するお客様は、複数のインスタンスタイプにアクセスすることで、大容量のニーズを満たし、中断を少なくすることができます。今回のリリースでは、例えば、C、M、R インスタンスクラスに属し、最低 4 つの vCPU を備え、C6i インスタンスファミリーと同等またはそれ以上の CPU パフォーマンスを提供できるインスタンスの起動リクエストで ABIS を使用できます。
この機能は、AWS のすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで利用できます。インスタンス要件は、Amazon マネジメントコンソール、CLI、SDK、CloudFormation を使用して更新できます。利用を開始するには、EC2 Auto Scaling および EC2 フリートのユーザーガイドをご覧ください。