Amazon S3 Express One Zone がオブジェクトへのデータ追加機能をサポート

投稿日: 2024年11月21日

Amazon S3 Express One Zone がオブジェクトへのデータの追加をサポートするようになりました。これにより、アプリケーションから S3 の既存のオブジェクトに、初めてデータを追加できるようになりました。

一定期間にわたって継続的にデータを取得するアプリケーションでは、既存のオブジェクトにデータを追加する機能が必要です。例えば、ログ処理アプリケーションでは、新しいログエントリは既存のログファイルの末尾に継続的に追加されます。また、メディア放送アプリケーションでは、トランスコードされた新しい動画セグメントが既存の動画ファイルに追加された後、即座に視聴者へストリーミング配信されます。これまでは、このようなアプリケーションでは、最終的なオブジェクトを S3 にコピーする前に、ローカルストレージのデータを結合しておく必要がありました。今後、アプリケーションは、既存のオブジェクトに新しいデータを直接追加し、そのオブジェクトをすぐに読み取ることができます。これらはすべて S3 Express One Zone 内で行われます。

S3 Express One Zone のオブジェクトにデータを追加する機能は、このストレージクラスが利用可能なすべての AWS リージョンでご利用いただけます。この機能は、AWS SDK、AWS CLI、または Mountpoint for Amazon S3 (バージョン 1.12.0 以降) を介してすぐに使用できます。詳細については、S3 ユーザーガイドをご覧ください。