Amazon S3 Express One Zone で S3 ライフサイクルの有効期限のサポートを開始
Amazon S3 Express One Zone は、レイテンシーの影響を受けやすいアプリケーション向けの高パフォーマンス S3 ストレージクラスで、S3 ライフサイクルを使用したオブジェクトの有効期限のサポートを開始しました。S3 ライフサイクルでは、保存期間に基づいてオブジェクトを期限切れにすることができるため、ストレージコストを自動的に最適化できます。
今回、ユーザーに代わってオブジェクトを期限切れにするように S3 Express One Zone の S3 ライフサイクルルールを設定できるようになりました。S3 ライフサイクルの有効期限ルールは、バケット全体、またはプレフィックスまたはオブジェクトサイズでフィルタリングしたオブジェクトのサブセットに設定できます。例えば、512 KB 未満のすべてのオブジェクトを 3 日後に期限切れにする S3 ライフサイクルルールと、プレフィックス内のすべてのオブジェクトを 10 日後に期限切れにする別のルールを作成できます。さらに、S3 ライフサイクルでは S3 Express One Zone オブジェクトの有効期限を AWS CloudTrail に記録するため、有効期限のモニタリング、アラートの設定、監査を行うことができます。
Amazon S3 Express One Zone による S3 ライフサイクルの有効期限のサポートは、ストレージクラスが利用可能なすべての AWS リージョンで一般提供が開始されました。S3 ライフサイクルは、Amazon S3 REST API、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、AWS Software Development Kit (SDK) クライアントを使用して開始できます。S3 ライフサイクルの詳細については、S3 ユーザーガイドにアクセスしてください。