Application Signals が、アプリケーションパフォーマンス目標のバーンレートのサポートを開始
CloudWatch のアプリケーションパフォーマンスモニタリング (APM) 機能である Amazon CloudWatch Application Signals を使用すると、最も重要なビジネス目標またはサービスレベル目標 (SLO) に対するアプリケーションのパフォーマンスを自動的に計測して追跡することが簡単になります。これらの SLO がクリティカルバーンレートに達したときに、お客様はアラートを受け取ることができるようになりました。この新機能により、SLO の達成目標に対してサービスがエラーバジェットを消費している速度を計算できます。バーンレートメトリクスは、SLO の目標を達成しているか、超えているか、または達成できないリスクがあるかを明確に示します。
現在、バーンレートメトリクスでは、エラーバジェットの消費量が指定されたしきい値を超えたときに自動的に通知するように CloudWatch アラームを設定できます。これにより、サービスの信頼性をプロアクティブに管理できるようになり、チームが長期的なパフォーマンス目標を達成するために迅速にアクションを実行できるようになります。さまざまなルックバックウィンドウを使用して複数のアラームを設定することで、エラーバジェットに影響を与える可能性のあるエラー率の突然の急増や段階的な変化を特定できます。
バーンレートは、カナダ西部 (カルガリー)、アジアパシフィック (マレーシア) リージョンを除く、Application Signals が一般提供されている 28 の商用 AWS リージョンで利用できます。料金については、Amazon CloudWatch の料金をご参照ください。詳細については SLO のドキュメントをご参照ください。また、Application Signals の使用を開始するには、「ユーザーガイド」と「AWS One Observability Workshop」をご参照ください。