AWS AppSync が AppSync GraphQL に新たに Amazon Bedrock 統合を組み込んだ AI ゲートウェイ機能をリリース
AWS AppSync は、アプリケーションをイベント、データ、AI モデルに接続するフルマネージド API 管理サービスです。現在、お客様は AppSync を AI ゲートウェイとして使用して生成 AI ワークフローをトリガーし、実行時間が長い呼び出しから段階的に更新を返すために WebSocket を利用したサブスクリプションを使用しています。これにより、非同期パターンを実装できます。しかし、お客様がモデルに対して短い同期呼び出しを行う必要があるばあいもあります。AWS AppSync が Amazon Bedrock ランタイムを GraphQL API のデータソースとしてサポートするようになったため、生成 AI 機能をシームレスに統合できるようになりました。この新しい機能により、デベロッパーは AppSync GraphQL API から直接、Amazon Bedrock の基盤モデルと推論プロファイルへの短い同期呼び出し (10 秒以内) を行うことができます。
この統合では、converse API と invokeModel API の呼び出しをサポートします。デベロッパーは、Claude 3.5 Haiku や Claude 3.5 Sonnet などの Anthropic モデルを操作して、データ分析や構造化オブジェクトの生成タスクを行うことができます。また、Amazon Titan モデルを使用して、埋め込みを生成したり、概要を作成したり、議事録からアクションアイテムを抽出したりすることもできます。
実行時間が長い呼び出しの場合、お客様は引き続き AWS Lambda 関数をイベントモードで使用して Bedrock モデルとやり取りし、サブスクリプションを介してクライアントに段階的な更新を送信できます。
この新しいデータソースは、AWS AppSync を使用できるすべての AWS リージョンでご利用いただけます。利用を開始するには、AWS AppSync コンソールにアクセスしてください。詳細については、AWS AppSync のドキュメントをご覧ください。