AWS CloudTrail Lake が AI を活用した機能によりログ分析を強化

投稿日: 2024年11月13日

AWS は AWS CloudTrail Lake の AI を活用した 2 つの機能強化を発表しました。AWS CloudTrail Lake はマネージド型データレイクで、アクティビティログや AWS Config 設定項目の取得、不変の保存、アクセス、分析に役立ちます。これらの新機能はログ分析を簡素化し、AWS 環境全体でより深いインサイトと迅速な調査が可能になります。

  • CloudTrail Lake の AI を活用した自然言語クエリ生成は、ムンバイ、バージニア北部、ロンドン、東京、オレゴン、シドニー、カナダ (中部) の 7 つの AWS リージョンで一般公開されました。この機能により、複雑な SQL クエリを書かなくても、AWS アクティビティについて平易な英語で質問することができます。たとえば、「アクセス許可がないために先週失敗した API イベントはどれですか?」と尋ねることができます。 その後、CloudTrail Lake は対応する SQL クエリを生成し、AWS アクティビティログ (管理イベントとデータイベント) の分析を効率化します。
  • AI を活用したクエリ結果の要約が、バージニア北部、オレゴン、東京の各リージョンでプレビュー版で利用できるようになりました。この機能を使用すると、クエリが自然言語クエリ生成機能によって生成されたか、SQL で手動で作成されたかにかかわらず、クエリ結果の自然言語による要約が提供されます。この機能を使用すると、AWS アクティビティログ (管理、データ、およびネットワークアクティビティのイベント) から有意義なインサイトを抽出するのに必要な時間と労力が大幅に削減されます。たとえば、アクセスが拒否されたリクエストが最も多いユーザーを検索するクエリを実行した後、[要約] をクリックすると、主な結果の概要を簡潔に表示できます。

クエリを実行すると CloudTrail Lake のクエリ料金が発生することに注意してください。詳細については、CloudTrail の料金表を参照してください。詳細については、AWS CloudTrail のドキュメントを参照してください。