AWS Fault Injection Service に実験レポート生成機能を追加
投稿日:
2024年11月12日
AWS Fault Injection Service (AWS FIS) は実験用のレポートを生成して、耐障害性テストのエビデンスを作成する時間と労力を削減できるようになりました。このレポートには、実験アクションがまとめられ、お客様が提供した Amazon CloudWatch ダッシュボードからのアプリケーション応答を取り込めます。
AWS FIS では、フォールトインジェクション実験を実行して現実的な障害条件を作成し、その下でディザスタリカバリテストとフェイルオーバーテストを実施できます。このテストの証拠とアプリケーションの復旧応答を作成するために、AWS FIS コンソールからダウンロードできるレポートを生成するように実験を設定できます。このレポートは、選択した Amazon S3 バケットに自動的に配信されます。実験が完了したら、レポートを確認して、その実験が主要なアプリケーションとリソースメトリクスに与えた影響を評価できます。さらに、必須テストの証拠として、コンプライアンスチームや監査人などの関係者とレポートを共有できます。
実験レポートは、FIS が利用できるすべての商用 AWS リージョンで一般提供中です。開始するには、AWS FIS コンソールにログインするか、FIS API、SDK、または AWS CLI を使用できます。詳細な料金情報については、FIS 料金表のページをご覧ください。詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。