AWS Lambda が非同期イベントソースおよびストリームイベントソースの失敗イベント送信先として Amazon S3 をサポート
AWS Lambda は、非同期呼び出しの失敗イベントの送信先として、また Amazon Kinesis と Amazon DynamoDB のイベントソースマッピング (ESM) のために Amazon S3 をサポートするようになりました。これにより、お客様は失敗したレコードのバッチと関数の実行結果を簡単な構成で S3 にルーティングできます。追加のコードの作成や管理のオーバーヘッドは発生しません。
Lambda 用の非同期イベントソースまたはストリームイベントソースを使用するイベント駆動型アプリケーションを構築しているお客様は、失敗した呼び出しの結果を保存する失敗イベントの送信先として Amazon Simple Queue Service (SQS) や Amazon Simple Notification Service (SNS) などのサービスを設定できます。ただし、既存の失敗イベント送信先が失敗イベントのペイロードサイズ要件をサポートしていないシナリオでは、お客様はイベントペイロードデータを取得して再処理するためのカスタムロジックを作成する必要があります。本日の発表により、お客様は非同期呼び出しによって呼び出される Lambda 関数、Kinesis ESM、および DynamoDB ESM の失敗イベント送信先として S3 を設定できるようになりました。これにより、完全なイベントペイロードデータを失敗イベントの送信先に配信できるようになり、失敗イベントのデータを確実に取得して再処理するためのカスタムロジックの管理のオーバーヘッドを削減できます。
この機能は、AWS Lambda と設定済みのイベントソースまたはイベント送信先を利用できるすべての AWS 商用リージョンで一般提供されています。
S3 を失敗イベントの送信先として有効にするには、非同期呼び出し、Kinesis ESM、DynamoDB ESM による送信先の設定に関するドキュメントを参照してください。この機能を使用するのに追加料金は発生しません。Amazon S3 の使用に関連する料金が発生します。