AWS Step Functions が Variables と JSONata の変換で開発者のエクスペリエンスを簡素化
AWS Step Functions は、Variables と JSONata のデータ変換の 2 つの新機能のサポートを発表しました。Variables を使用すると、開発者は 1 つの状態にデータを割り当てて次の状態で参照できるため、ステートのペイロード管理が簡単になり、複数の中間状態を通じてデータを渡す必要がなくなります。オープンソースのクエリおよび変換の言語である JSONata のサポートにより、お客様は日付と時刻のフォーマットや数学演算などの高度なデータ操作と変換を実行できるようになりました。さらに、JSONata を使用する際に、サービスを呼び出してデータを次の状態に渡すのに必要な JSON 変換フィールドの数を減らすことで、入出力処理を簡略化しました。
AWS Step Functions は視覚的なワークフローサービスです。220 以上の AWS のサービスにおける 14,000 以上の API アクションをオーケストレーションして、分散アプリケーションとデータ処理ワークロードを構築できます。Variables と JSONata のサポートにより、開発者は強化されたペイロード管理機能を使用して、分散型サーバーレスアプリケーションをより迅速かつ効率的に構築できます。また、これらの機能により、カスタムコードの必要性が減り、コストが削減され、データの構築と状態間の受け渡しに必要な状態遷移の回数が減ります。
Variables と JSONata は、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、欧州 (アイルランド、フランクフルト)、およびアジア太平洋 (東京、ソウル、シンガポール、シドニー) で追加費用なしでご利用いただけます。その他のリージョンについては、近日中に公開予定です。さらに、LocalStack および Datadog と提携して、ローカルエミュレーションとオブザーバビリティのエクスペリエンスが Variables と JSONata をサポートするように更新しています。詳細については、以下をご覧ください。