AWS Well-Architected の実装ガイダンスを強化

投稿日: 2024年11月6日

本日、AWS は AWS Well-Architected フレームワークの更新を発表し、お客様が AWS で安全かつ高パフォーマンスで、耐障害性の高い効率的なワークロードを構築して運用するための包括的なガイダンスを導入しました。この更新には、「信頼性の柱」など、新たに刷新された 14 のベストプラクティスが含まれています。これは、2022 年以来初めての大幅な改善となります。

刷新されたフレームワークでは、規範的なガイダンスが提供されているほか、ベストプラクティスの拡大とリソースの更新が行われています。お客様はこれらを使って AWS の推奨事項を特定のニーズに合わせて調整することで、クラウド導入を加速させ、ベストプラクティスをより効果的に適用できるようになります。

今回の更新によってワークロードのセキュリティ、信頼性、効率性が強化されるため、組織は確実にスケーリングを行い、耐障害性の高い持続可能なアーキテクチャを構築できるようになります。特に「信頼性の柱」は、信頼できるクラウドソリューションを構築するためのより深いインサイトを提供します。

Well-Architected パートナーである 6Pillar の CEO、Lorenzo Modesto 氏は、更新版ガイダンスについて次のように述べています。「AWS Well-Architected チームが作成している最新のコンテンツは、WA パートナーおよび WA パートナーになることを希望する AWS コンサルティングパートナーの両方にとって非常に有益なものですが、最も優れている点は、パートナーによる WA プラクティスの自動化に重点が置かれていることです」。

更新版の AWS Well-Architected フレームワークは、AWS のすべてのお客様にご利用いただけます。このリリースの更新は、今後のリリースで AWS Well-Architected Tool に組み込まれる予定です。これらはワークロードの確認、重要な設計上の考慮事項への対処に利用できるほか、AWS Well-Architected フレームワークのガイダンスに従う際にも役に立ちます。AWS Well-Architected フレームワークの詳細については、AWS Well-Architected フレームワークのドキュメントをご覧ください。