Amazon Q Developer の支援機能を使って AWS CloudFormation のトラブルシューティングを迅速化
AWS CloudFormation が、Amazon Q Developer を活用した生成 AI 支援機能を提供するようになりました。これは、CloudFormation のデプロイが失敗した場合のトラブルシューティングに役立ちます。この新しい機能では、わかりやすい分析と実用的な手順を利用できるため、CloudFormation のデプロイ中に発生する最も一般的なリソースプロビジョニングエラーを簡単に解決できます。
CloudFormation スタックを作成または変更する際、CloudFormation では、EC2 インスタンスの必須パラメータが不足していたり、アクセス許可が不十分だったりすることが原因で、リソースのプロビジョニング中にエラーが発生する可能性があります。以前は、失敗したスタック操作のトラブルシューティングには時間がかかる場合がありました。失敗の根本原因を特定した後、ブログやドキュメントを検索して解決策を探し、次の手順を決定する必要があったため、解決までの時間が長くなっていました。今回、CloudFormation コンソールで失敗したスタック操作を確認するときに、CloudFormation によって失敗の根本原因の可能性が自動的に強調表示されるようになりました。エラー警告ボックスの [Diagnose with Q] ボタンをクリックすると、Amazon Q Developer によって人間が読める形式でエラーの分析が提供されるため、何がうまくいかなかったのかを理解できます。さらに支援が必要な場合は、[Help me resolve] ボタンをクリックすると、特定の失敗シナリオに合わせて作成された実用的な解決手順が表示されるため、エラーを迅速に解決できます。
開始するには、CloudFormation コンソールを開き、プロビジョニングされたスタックのスタックイベントタブに移動します。この機能は、AWS CloudFormation と Amazon Q Developer が提供されている AWS リージョンでご利用いただけます。サービスの可用性の詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。この機能の詳細については、こちらのユーザーガイドをご覧ください。