AWS が Amazon ECS サービスのサービスバージョニングとデプロイ履歴を導入
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) では、Amazon ECS サービスとしてデプロイされた長期実行アプリケーションのサービスリビジョンとデプロイ履歴を表示できるようになりました。この機能により、Amazon ECS を使用してデプロイされたアプリケーションへの変更の追跡と表示、進行中のデプロイの監視、デプロイエラーのデバッグが容易になります。
通常、お客様は長時間稼働するアプリケーションを Amazon ECS サービスとしてデプロイし、ローリングアップデートメカニズムを使用してソフトウェアアップデートをデプロイします。このメカニズムでは、古いソフトウェアバージョンを実行しているタスクが、新しいバージョンを実行するタスクに徐々に置き換えられます。本日のリリースにより、新しい ListServiceDeployments API を使用するだけでなく、AWS マネジメントコンソールで Amazon ECS サービスのデプロイ履歴を表示できるようになりました。コンソールと describeServiceDeployment API を使用して、デプロイが成功したかどうか、いつ開始および完了したか、デプロイ前後のサービスリビジョン情報など、特定のデプロイの詳細を確認できます。さらに、コンソールと describeServiceDeployment API を使用して、タスク定義、コンテナイメージのダイジェスト、ロードバランサー、サービス接続設定など、特定のサービスバージョンの変更不可能な設定を確認できます。
すべての AWS リージョンの AWS マネジメントコンソール、API、SDK、CLI を使用して、2024 年 10 月 25 日以降にデプロイされたサービスのサービスバージョンとデプロイ履歴を表示できます。詳細については、ブログ記事とドキュメントを参照してください。