Amazon Bedrock Knowledge Bases がカスタムコネクタとストリーミングデータの取り込みをサポート

投稿日: 2024年12月1日

Amazon Bedrock Knowledge Bases は、カスタムコネクタとストリーミングデータの取り込みをサポートするようになりました。これにより、開発者は直接 API コールを通じてナレッジベースのデータを追加、更新、削除できます。Amazon Bedrock Knowledge Bases は、フルマネージド型のエンドツーエンドの検索拡張生成 (RAG) ワークフローを提供し、会社のデータソースからのコンテキスト情報を組み込むことで、高精度、低レイテンシー、安全なカスタムの生成 AI アプリケーションを作成できます。この新機能により、完全同期を必要とせずにカスタムデータソースや Amazon S3 から特定のドキュメントを簡単に取り込むことができ、中間ストレージを必要とせずにストリーミングデータを取り込むことができます。

この機能強化により、お客様は任意のカスタムデータソースから特定のドキュメントを取り込むことができ、ストリーミングデータを取り込む際の中間ストレージのレイテンシーと運用コストを削減できます。たとえば、ある金融サービス企業は、自社のナレッジベースを最新の市場データで継続的に更新し、自社の生成 AI アプリケーションでエンドユーザーに最も関連性の高い情報を確実に提供できるようになりました。時間のかかる完全同期や保存手順が不要になるため、お客様はデータへにより速くアクセスできるようになり、待ち時間が短縮され、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。

コンソールから、または API を介してプログラム的にこの機能を使い始めることができます。コンソールでは、ユーザーはカスタムコネクタをデータソースとして選択し、ドキュメント、テキスト、または base64 でエンコードされたテキスト文字列を追加できます。

この機能は、Amazon Bedrock Knowledge Bases がサポートされているすべてのリージョンで利用できます。この新しいカスタムコネクタ機能の使用に追加コストはかかりません。

詳細については、Amazon Bedrock Knowledge Bases の製品ドキュメントをご覧ください。