Amazon CloudWatch でテレメトリ設定の一元的な表示が可能に
Amazon CloudWatch で、Amazon VPC フローログ、Amazon EC2 詳細メトリクス、AWS Lambda トレースなどの重要な AWS サービスのテレメトリ設定を一元的に表示できるようになりました。このように表示が改善されたので、中心的な DevOps チーム、システム管理者、サービスチームは、インフラストラクチャのモニタリング設定の潜在的なギャップを特定できます。テレメトリ設定の監査エクスペリエンスは、AWS Config とシームレスに統合されるので AWS リソースを検出できます。また、AWS Organizations と Amazon CloudWatch の新しい統合機能を使用して組織全体で利用できます。
テレメトリ設定が表示されるようになったので、現在の設定では見逃していたモニタリングのギャップを特定できます。例えば、EC2 詳細メトリクスでギャップを特定できるので、このギャップに対処し、短期的なパフォーマンスの急増を簡単に検出し、迅速に対応できる自動スケーリングポリシーを構築できます。テレメトリ設定をリソースタイプのレベルと個々のリソースのレベルの両方の範囲で監査できます。また特定のアカウント、リソースタイプ、またはリソースタグをフィルタリングして重要なリソースだけに限定し、表示内容を絞り込めます。
テレメトリ設定の監査エクスペリエンスは、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国東部 (オハイオ)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム) のリージョンで提供されています。AWS Config を含め、この新しいエクスペリエンスを有効にしても追加料金は発生しません。
Amazon CloudWatch コンソールを使用するか、ナビゲーションパネルのテレメトリ設定をクリックするか、または API/CLI を使用してプログラムから、テレメトリ設定の監査を開始できます。詳細については、ドキュメントをご覧ください。