Amazon Q Developer が運用調査機能を追加 (プレビュー版)

投稿日: 2024年12月3日

Amazon Q Developer により、AWS 環境全体の運用調査をほんのわずかな時間で迅速に行えるようになりました。Amazon Q Developer は、お客様の AWS クラウド環境とリソースを深く理解したうえで、お客様の環境の異常を探し、調査すべき関連シグナルを表示します。また、潜在的な根本原因の仮説を特定し、問題の修復を迅速化するための次のステップを提案します。 

Amazon Q Developer は、問題の検出とトリアージから修復まで、運用上のトラブルシューティングの過程全体を通じてお客様と協力します。AWS マネジメントコンソールの任意の Amazon CloudWatch データウィジェットで [調査] アクションを選択すると、調査を開始できます。CloudWatch アラームがトリガーされたときに自動的に調査するように Amazon Q を設定することもできます。調査が始まると、Amazon Q Developer は、CloudWatch テレメトリ、AWS CloudTrail ログ、デプロイ情報、リソース設定の変更、AWS Health イベントなど、お客様の AWS 環境に関するさまざまなシグナルを精査します。 

CloudWatch では、チームが協力して検出結果を追加したり、関連するシグナルや異常を確認したり、潜在的な根本原因の仮説の提案を確認したりできる専用の調査環境が提供されるようになりました。この新機能では、関連する AWS Systems Manager Automation のランブック、AWS re:Post の記事、およびドキュメントも表示されるので、AWS 環境全体の一般的な運用上の問題に対する修復の提案も得られます。また、AWS Chatbot 経由で Slack などの既存の運用ワークフローと統合することもできます。 

Amazon Q Developer の新しい運用調査機能は、プレビュー期間中、米国東部 (バージニア北部) リージョンで追加料金なしで利用できます。詳細については、開始方法ベストプラクティスのドキュメントを参照してください。