AWS IoT Core for LoRaWAN が新しい機能強化を発表

投稿日: 2024年12月10日

本日、AWS は、AWS IoT Core for LoRaWAN の 3 つの新しいアップデートとして、IPv6 サポート、高度なロギング機能による強化された Firmware Update Over-The-Air (FUOTA)、コンソールベースのゲートウェイファームウェアの更新を発表しました。これにより、フリート管理、スケーラビリティ、信頼性、モノのインターネット (IoT) アプリケーションのユーザーエクスペリエンスが向上します。

AWS IoT Core for LoRaWAN は、省電力の長距離広域ネットワーク (LoRaWAN) テクノロジーを使用するワイヤレスデバイスの接続、管理、監視を容易にする完全マネージド型のクラウドサービスです。新しい機能更新により、開発者は LoRaWAN ベースのデバイスとゲートウェイに IPv6 アドレスを割り当て、同じネットワーク内の他の IPv4 デバイスと共存させられるようになりました。これにより、ネットワークの構成と管理が簡素化され、ソリューションのセキュリティ体制が改善されます。FUOTA の強化により、特定のゲートウェイへの選択的なマルチキャスト送信が可能になり、通信時間の競合やファイル破損のリスクが軽減されます。また、高度なロギング機能により、FUOTA の進行状況、ファイルの取得、移行ステータス、およびエラーが監視されます。AWS IoT Core コンソールは、Configuration and Update Server (CUPS) プロトコルを使用して LoRaWAN ゲートウェイのファームウェア更新を管理するための合理化されたインターフェイスを提供するようになり、ファームウェアのアップロード、更新のスケジューリング、および進行状況の追跡が簡単になりました。

これらのアップデートは、AWS IoT Core for LoRaWAN がサポートしているすべてのリージョンで利用できます。詳細なガイダンスと実装手順については、AWS IoT Core for LoRaWAN 開発者ガイドをご覧ください。