AWS IoT Device Management に高スループットのデバイス接続ステータスクエリが導入
本日、AWS IoT Device Management での高スループットの接続ステータスクエリ API の一般提供が発表されました。これにより、開発者は IoT デバイスの最新の接続状態をモニタリングおよび管理目的でクエリできます。AWS IoT Device Management は、モノのインターネット (IoT) デバイスを大規模に登録、整理、監視、リモート管理するのに役立つフルマネージド型のクラウドサービスです。
デバイスの接続状態は、デバイスの障害をモニタリングし、リモートコマンドを実行するうえで不可欠です。AWS IoT Device Management Fleet Indexing のお客様が利用可能になるこの新しい接続ステータス API により、クラウドへのデバイスの接続を確認するための高スループットソリューション (1 秒あたり 350 件以上のリクエスト) がお客様に提供されます。また、接続または切断イベントの最新のタイムスタンプと切断理由も取得できるため、トラブルシューティングに役立ちます。AWS IoT Device Management の フリートインデックス作成機能により、お客様はデバイスのメタデータのほか、Thing Registry、IoT デバイスシャドウ、および接続データソースに保存されている状態に基づいてデバイスを検索、グループ化できます。既存の検索クエリはフリートレベルのクエリ用に最適化されていますが、この API は単一デバイスの接続クエリ用に最適化されており、接続状態の変化を反映する待ち時間が短くなります。接続ステータスクエリにより、開発者はターゲットデバイスのモニタリングおよび管理機能をアプリケーション内で簡単にサポートできるようになります。たとえば、自動車アプリケーションでは、開発者は車両にリモートコマンドを発行する前に、まずこの API を使用して車両の接続ステータスをクエリできます。
接続ステータスは、AWS IoT Device Management が利用可能なすべての AWS リージョンで AWS IoT Device Management Fleet Indexing のお客様がご利用いただけます。詳細については、デベロッパーガイドと API ドキュメントを参照してください。