AWS IoT Greengrass v2.14 で、5 MB 未満のメモリを使用する新しい軽量エッジランタイムソフトウェアのサポートを開始

投稿日: 2024年12月17日

本日、AWS は AWS IoT Greengrass 2.14 をリリースしました。これは、組み込み Linux 上で動作するリソースに制約のあるデバイス向けの軽量ランタイムエージェントをサポートする、新しい nucleus lite 機能を提供します。nucleus lite 機能はオリジナルの AWS IoT Greengrass nucleus とともに提供されるため、開発者は特定のエッジデバイスの機能やアプリケーションのニーズに最も適したオプションを柔軟に選択できます。

AWS IoT Greengrass は、デバイスソフトウェアの開発、デプロイ、管理、監視を大規模に行うことができるオープンソースのエッジランタイムおよびクラウドサービスです。エッジデバイス上で AWS が管理するアプリケーションやカスタムアプリケーションをリモートでデプロイしたり保守したりしやすくなり、接続が断続的であったり、帯域幅が限られている環境でも継続的な機能を提供できます。新しい nucleus lite エージェントは、下位互換性を維持しながら Java (JVM) への依存を排除することで、使用する RAM とストレージを最小限に抑え (5 MB 未満)、IoT デバイスのコストを削減し、ロボット工学、スマートホーム、エネルギーメータリング、ヘルスケア、自動車などのハイボリュームアプリケーションでの使用を可能にします。

2.14 リリースは、AWS IoT Greengrass がサポートされているすべてのリージョンで利用できます。使用を開始する方法およびビルド済みの RaspberryPi イメージを使用してソリューションをすぐに設計する方法については、合理化された新しい AWS IoT コンソールのインストール手順を参照してください。