AWS Network Load Balancer でアベイラビリティーゾーンの削除がサポートされるように

投稿日: 2025年2月13日

本日、既存の Network Load Balancer (NLB) のアベイラビリティーゾーン (AZ) を削除する機能をリリースしました。これまで、既存の NLB に AZ を追加することはできましたが、AZ を削除することはできませんでした。この機能強化により、アプリケーションスタックの場所の変更やアベイラビリティーゾーン間での移動が迅速にできるようになりました。

事業の合併、買収、売却、またはデータレジデンシーのコンプライアンス要件、特定のリージョンにおけるキャパシティに関する考慮事項など、ビジネスニーズの変化に伴い、既存の NLB から AZ を削除する必要が生じる場合があります。この機能を使用すると、ELB API、CLI、またはコンソールを使用して有効なサブネットのリストを更新するだけで、NLB から 1 つ以上のアベイラビリティーゾーンを削除できます。

他の削除操作と同様に、ゾーンの削除は中断の原因となる可能性がある操作です。ゾーンを削除すると、NLB ゾーンの Elastic Network Interface (ENI) が削除されます。そのゾーン内のバックエンドターゲットに対するすべてのアクティブな接続 (他のゾーンを介して接続しているクライアントを含む) が終了し、ゾーンの IP (および EIP) が解放され、ゾーンの DNS 名が削除され、削除されたゾーンのすべてのバックエンドターゲットが「未使用」となります。この機能を安全に使用する方法に関する規範ガイダンスについては、製品ドキュメントAWS ブログ記事をご覧ください。

この機能は、すべての AWS 商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンでご利用いただけます。