Amazon CloudWatch RUM が単一のアプリケーションモニタによる複数ドメインのモニタリングのサポートを開始
Amazon CloudWatch RUM では、お客様が CloudWatch RUM の複数のドメインにわたるリアルユーザーモニタリングを統合する単一のアプリケーションモニタを使用して、複数のトップレベルドメイン (TLD) とセカンドレベルドメイン (SLD) をモニタリングできるようになりました。ドメインのリストを指定することも、TLD のワイルドカードを使用して TLD のすべてのフロントエンドアプリケーションをまとめてモニタリングすることもできます。この機能強化は、ユーザーの位置、ドメインの移行、その他の開発ニーズなどのさまざまな理由により、異なるドメインからアクセスする必要があるウェブアプリケーションで役立ちます。
この機能強化により、アプリケーションのすべてのリアルユーザーデータが単一の RUM ダッシュボードに表示されるため、複数のドメインからアクセスされるアプリケーションの監視が容易になります。お客様は、ドメインごとに個別のモニタを作成することなく、example.com および another.com などの異なる SLD をモニタリングできます。また、example.com および example.co.uk などの複数の TLD にデプロイされたアプリケーションを追跡できるため、リージョン間のパフォーマンスをモニタリングするのに役立ちます。TLD のワイルドカードサポートにより、example.* や example.co.* などのドメインのすべてのバリアントを手動で指定することなく、より柔軟にモニタリングできます。さらに、既にサポートされているサブドメインワイルドカードを使用して、*.example.com などの複数のサブドメインにまたがるモニタリングを行うこともできます。これらの機能により、データが 1 か所に統合されるため、複数のリージョンで運用されているウェブサイトのモニタリングや SLD 移行時のドメイン遷移の管理、その他の開発ニーズを容易に実現できます。
この機能は、CloudWatch RUM が利用できるすべての AWS 商用リージョンでご利用いただけます。
この機能の詳細については、ドキュメントを参照してください。または、CloudWatch RUM の使用を開始する方法については、One Observability Workshop を参照してください。