AWS CloudFormation が IaC ジェネレーターでのターゲットを絞ったリソーススキャンのサポートを開始
本日、AWS CloudFormation では、CloudFormation IaC ジェネレーターに新しいリソーススキャンワークフローが導入されました。これにより、AWS アカウント内の既存のリソースに対して、コードとしてのインフラストラクチャ (IaC) テンプレートを生成するプロセスがさらに簡素化されます。IaC ジェネレーターを使用すると、3 つの簡単なステップで、既存のリソースを CloudFormation にオンボーディングできます。まず、AWS アカウント内のリソースのスキャンを開始します。次に、テンプレートを生成するリソースを選択して、関連するリソースの提案を確認します。最後に 3 番目のステップとして、選択したリソースに対して CloudFormation テンプレートが生成されます。その後、リソースを CloudFormation スタックにインポートしたり、デプロイ用テンプレートをダウンロードしたり、テンプレートを TypeScript や Python などの任意のプログラミング言語で CDK アプリケーションに変換したりできます。
今回の導入により、IaC ジェネレーターが対象とするリソースタイプを、リソーススキャンのステップで指定できるようになりました。デフォルトではすべてのリソースがスキャンされますが、スキャン対象をワークロード関連リソースに絞ることができるようになり、スキャン時間の短縮と労力削減が実現します。これにより、テンプレート生成プロセスの効率が向上し、反復型のワークフロー (CloudFormation へのプロトタイプワークロードの移行など) が合理化されます。
この機能は、AWS CloudFormation コンソールを開き、ナビゲーションペインで IaC ジェネレーターを選択すると開始できます。AWS CLI および AWS SDK から IaC ジェネレーターを使用することもできます。詳細はこちら:
IaC ジェネレーターは、CloudFormation を利用できる AWS リージョンで使用できます。