Amazon CloudWatch Application Signals を使用した SLO 時間枠除外の管理

投稿日: 2025年3月17日

計画的なダウンタイム中にサービスの信頼性スコアに影響を与えないように、お客様が除外時間枠を設定できるようになりました。この機能は、CloudWatch Application Signals を使用して作成および追跡されるサービスレベル目標 (SLO) と連携します。SLO は、事前定義したしきい値に照らしてサービスの長期的なパフォーマンスを追跡するのに役立ちます。AWS でホストされているアプリケーションの状態とパフォーマンスのモニタリングを簡素化するアプリケーションパフォーマンスモニタリング (APM) ツールである CloudWatch Application Signals で、計画的なシステム停止中に SLO を一時停止/再開するかを制御できるようになりました。

定期的なデータベースメンテナンスウィンドウなどのスケジュールされたメンテナンスのために、SLO ステータスおよび予算の計算から特定の時間枠を除外する必要がある場合があります。これは、1 回のテストウィンドウなどの 1 つのイベントの場合もあれば、、営業時間外のような繰り返し発生するイベントの場合もあります。Application Signals コンソールまたは SLO CloudFormation テンプレートを使用して、開始日時、期間または終了時間を設定して、特定の時間枠で SLO 測定を一時停止することができます。この新機能により、既存の SLO を含む複数の SLO に対して時間枠除外を一度に設定することが可能になります。

Application Signals が使用可能なすべてのリージョンでは、SLO 時間枠除外もサポートされます。SLO の詳細については、ドキュメントを参照してください。お客様は Application Signals の新しいバンドル料金プランにサインアップできます。詳細については、Amazon CloudWatch 料金表を参照してください。